当店の千屋牛について
和牛の味や肉質の決め手は7割が系統、3割が肥育の技術といわれます。
千屋牛は日本三代蔓牛(つるうしとは特に優秀な系統のこと)の中でも、
日本最古の蔓牛ともいわれる「竹の谷蔓牛」の血統を受継ぐ優秀な黒毛和種です。
では、竹の谷蔓牛とは、
天保5年、黒船が来航した頃、備中国阿賀郡実村(現・新見市千屋)に
太田辰五郎によって竹の谷から良牛が連れて来られたことで、生まれたのが竹の谷蔓牛です。
また、その歴史の古さ故に、千屋牛は有名な松阪・近江・神戸牛のルーツとも言われていますが、
その肥育頭数があまりに少なく全国には出回ることがなかったので、知られざる黒毛和牛の銘品と言われています。
肉質もすばらしく“霜降り”といわれる脂肪の美味しさが特徴で、
赤身にも和牛肉本来の風味と旨味が凝縮されています。
当店の千屋牛は熟成肉です
焼肉J’s苑では、その千屋牛のA5ランクの肉を熟成(エイジング)製法を採用し、
骨付きの大きな部位のまま指定の温度・湿度で一定期間熟成をし、
酵素によりよりタンパク質が分解されアミノ酸などの旨み成分を引き出した、
特殊な千屋牛を使っています。
熟成千屋牛特上カルビ
それ故に、熟成千屋牛特上カルビは、肉質がすばらしく霜降り部分の脂肪は美味しくなりますし、
また、牛一頭から左右あわせて2キロしかとれない希少部位のカルビを使用しています。
熟成千屋牛特選赤身
熟成千屋牛特選赤身は、和牛肉本来の風味と旨味が凝縮されていて、
仕入れ状況により赤身のヒレとも呼ばれる部分も含まれる場合もあります。
