メジャーリーグチャンピオンリングを着けるに至る経緯
サンフランシスコ・ジャイアンツ・トレーナーの小川波郎君(以下ハロー)との出会いから話さないと、
信憑性がないのでそこから話を進めます。
ハローと出会ったのはかれこれもう30年ほど前です。
私がサラリーマンとして研究所スタッフとして働いていた時に、
当時、東芝府中の野球部トレーナーとして働いていたハローがアルバイトとして入って来ました。
(後に東芝府中の野球部は社会人野球全国優勝を遂げます。)
そして私はと言うと、LLLT(Low Level Laser Therapy)の医療技師をやっていました。
この治療法は、当時最先端の医療であり、
私の所属していた研究所はその分野のトップを行く医療施設でした。
ハローは、どこで聞きつけてきたのか知りませんが、
この技術を学ぶために私の所に転がり込んで来ました。
そして、私がハローの技術指導をを担当する事になり一緒に仕事をする事となりました。
当時ハローは何故かボディービルダーで、
その時からハローは変な奴でした。
服装は、トレーニングウェアなのにスーツケースを持って出勤してきます。
勿論、ビジネスツールも入っているのですが大半が弁当です。
中身は、鳥の胸肉の網焼き、温野菜の塩茹で、お粥が大きなタッパに各一個、ゆで卵の白身が10個分。
そりゃースーツケースじゃなければ、持ち歩けないなと思いました。
しかも、左右のポケットにはバナナとカロリーメイトが入っています。、
今でこそ、Nutrition(栄養学)の知識があるので理解できますが、
当時はこいつ頭おかしいのか?と思いました。
後に、私も同じ事を始めます。(笑)
私は、ハローのトレーナーとしての行動に興味を持ち、ハローは、私の医療技術に興味を持ち、
仕事以外のプライベートな関係になるまで時間はかかりませんでした。
私はLLLTの基本から応用技術に至るまでの全ての医療知識をハローに教え、
その事によりハローは、私にトレーナーとしての全てのスキルを教えてくれました。
その中のテーピング技術は、その後私がトレーナー?として甲子園でイマイマジックと評価された技術の一つです。
(ちょっと自慢が入りました。)
日本のトレーナーの仕事は多岐に渡りますが、アメリカではかなり仕事は細分化されていて、
テーピングをする人はテーパーと呼ばれるので、
そういった意味で厳密には私が甲子園でした仕事はトレーナーではなく、
テーパー兼Medical technologist兼Nutritionistです。
ハローも、日本ではトレーナーとして紹介されていますが、
実際の仕事はMedical technologistでアメリカで言うところのトレーナーではありません。
今思うと当時お互いに教えあった知識技術を日本とアメリカで生かせた事が、
2人の関係をここまで長く強くしたんだと思います。
そんな事からいまだに、臨床の事はハローは国際電話で聞いてくるし、
野球のトレーニングの事は私もハローに聞いています。
(今、ライン電話があるのでお金かからないし!!)
くだらないプライベートの話もしますが、ここで書ける内容ではないのでそこは想像にお任せします。
ブログの途中で日本人メジャーリーガーの話を実名を伏せて紹介できる範囲でします。
これは、結構そうなんだというエピソードが沢山ありますよ。
こんな感じでハローとの関係が続いています。
思ったよりハローとの関係の話が長くなったので、チャンピオンリング画像はすみませんが次回になります。


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